平凡な主婦が、50代で踏み出した一歩
運命の出会いは、娘の留学資料から
私とスザニ刺繍との出会いは、ほんの偶然でした。
娘が持ち帰ったウズベキスタン留学の資料。
こに載っていたスザニ刺繍の写真を見た瞬間、ビビビッと衝撃が走ったのを今でも覚えています。
繊細で、カラフルで、力強い。
あまりの美しさに心をぎゅっと掴まれ、
見ているだけで不思議と元気が湧いてきました。
「こんなに可愛い刺繍、お家の中だけにとどめておくのはもったいない」
「お出かけに連れて行って、もっとたくさんの人に見てほしい」
そう思ったことが、ラフマットの始まりです。
「趣味」ではなく「仕事」にしたい。
50代からの挑戦
私は、洋裁が少し得意な、ごく普通の主婦です。
子育てをしながらパートで働く日々を送ってきましたが、50代に入り、ふと将来への不安を感じるようになりました。
「今の仕事は、いつまで続けられるだろう」
「おばあちゃんになっても、忙しく働いていたい」
そう考えた時、趣味ではなく、自立した「仕事」として、洋裁の道を進むことを決めました。
とはいえ、海外からの仕入れ方法も、SNSでの発信も分からないことだらけ。
英語も得意ではなく、不安は正直たくさんありました。
それでも「年齢的にも、体力的にも、これが最後のチャンスかもしれない」そう自分を奮い立たせ、家族には内緒で(笑)
一歩ずつ準備を始めました。
失敗の連続。それでもハサミを入れる理由
初めてスザニ刺繍が手元に届いた時の高揚感は、今でも忘れられません。
けれど、現実は甘くありませんでした。
布が汚れていたり、刺繍のない部分があったり。
パンツに仕立てたら、大切な柄が股の部分にきてしまい作り直したこともあります。
「私には無理なのかもしれない」
そう思ったことは、一度や二度ではありません。
それでも続けてこられたのは、お客様の言葉があったからです。
「素敵なパンツをありがとう」
「お友達に褒められたよ」
「次もお願いね」
その一つひとつが、
私にとって何よりの原動力になっています。
あなたの日常に、彩りと元気を
特別な日だけじゃなく、何気ない日常の中で
ふと気持ちが軽くなるような一着を。
スザニ刺繍を身に纏うことで、
少しだけ新しい自分に出会えたり、
いつもの日常が、ほんの少し広がっていく。
そんなきっかけになれたら嬉しいです。
一つひとつの出会いを大切に、
想いを込めてお作りしています。
これからも、日常を彩るスザニ刺繍の大人服を
どうぞよろしくお願いいたします。
店主 kei
